もしもキャンピングカーがあったなら – あきお(おでん屋そのとうり店主)
渋谷のおでん屋そのとうり店主を務める、あきおです。
日々、おでんを仕込んでお客様を迎え夜中まで働いています。
おでん屋そのとうり店主あきお
開店当初は、右も左もわからずがむしゃらにおでんを作り、ワンオペで仕事をこなすことばかり考えていました。 そんな私もお店を任せてもらってから、5年が経とうとしています。有難いことに、音楽フェスやイベントで出張出店の機会をいただくようになりました。しかし、当初私は免許を持っていませんでした。毎回とても不便だなぁと思っていたので、思い切って2週間の免許合宿へ参加し、大学生に紛れながら免許取得に成功しました。それからというもの毎晩おでん屋に来てくれるお客様にお声かけして、車の運転がしたいのでお家まで送らせてくださいと無茶なお願いをして運転の練習をしていました。おかげさまで都内の運転にも慣れて、出張出店の際にはハイエースを乗こなせるようになりました。
34歳にして運転免許取得。イベント出店に向けて意気揚々とハイエースを運転するあきお
車の運転をしていて何が楽しいのか、考えました。
音楽イベント『森、道、市場2022』に出店。この年は、おでん屋そのとうりの裏メニュー”渋谷で1番美味しい チャーハン”をメインに販売。
私は人を乗せてどこかに行くことや、誰かが喜んでくれることをするのが好きです。お店に立つこと、料理を提供すること、車の運転をすること、それぞれ自分の行動によって誰かが嬉しくなったり楽しい気持ちになってもらえる瞬間に、私は快感を感じます。ただ、私自身の一方的な優しさの押し付けや私の思い込みで周りにいる人に迷惑をかけないように、日頃から気をつけてはいます...。
渋谷のおでん屋そのとうり
もしもキャンピングカーがあったなら
都内住みなので奥多摩の方に行きたいと思いました。 同じ東京とは思えないくらいゆったりとした時間を過ごせるのでとても好きな場所です。
オーナーSeiho氏(左)・和菓子屋かんたんなゆめ店主寿里さん(中央)・おでん屋そのとうり店主あきお(右)
自分の運転で大切な人と一緒に車で移動し、料理も振る舞えるのは僕にとってかなり幸せです。また私は歌を歌うのですが、ギターも乗せて旅先でボロンっと歌うのもしたいです。大体、友人にはもう歌うなって言われるんですが、それでも歌いたいですね...!
自身初の単独公演にて、弾き語りをするあきお
あきお
渋谷のおでん屋そのとうり店主
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Twitter:@akio14085
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