もしもキャンピングカーがあったなら – 石塚晴子
私は実業団で活動する陸上選手で、
現在はトレーニングを中心にしながら半日は会社の仕事をするというスケジュールの中で、
競技をさせて頂いています。
石塚 晴子
合宿先では自然の豊かな場所に行くことが多く、
今年は灯り一つない砂浜に寝そべって星を見上げたり、
合宿所で焚き火をする機会がありました。
宮古島の海
焚き火
合宿の練習がハードで疲れていたのですが、
パチパチ燃える火を見ていると本当に癒されるというか、疲れが取れて驚きました。
私にとってのキャンプ(?)原体験は、小さい頃に家族で食べたカップラーメンの味です。
冬のある日、夜中に家族5人で揃って山奥に星を見に行きました。
その時に小さなガスコンロを使って
カップラーメンを作って食べたことが今でも忘れられないほど素敵な体験でした。
夜中に出かけるワクワクする気持ち、
きっと同じ気持ちを家族も感じていたこと。
ブルーシートに寝そべって流れ星を探しました。
-もしもキャンピングカーがあったなら-
もしもキャンピングカーがあったら、やっぱり寒空の下で料理を作って食べるのが夢です。
キャンピングカーがあれば、どんな山の中でも海のそばでも素敵な宿になるって、素晴らしいですよね。
自然の音をBGMに眠って、朝日とともに起きたら、きっといい一日になると思います。
そんな素朴な幸せを感じられる心も、キャンピングカーがあれば育っていきそうです。
それから私は絵を描くのが好きなので、キャンピングカーで旅をしながら旅先の出来事や出会った自然を絵に残していきたいです。
瑠璃唐綿の花のイラスト
もしもキャンピングカーがあったら、
自分が過去に経験した素敵な出来事をまた回収しに行くような旅になると思います。
焚き火を囲んでお喋りをして、星を見上げて、毛布にくるまりながらカップラーメンを食べる。
書いてるだけで幸せな気分になります!
そんな夢に少しでも近づけるように、これからも競技と仕事の両立を頑張っていきたいです。
石塚 晴子
- 陸上選手 -
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