U-BASE Diary

U-PHOTO Vol.5 – スウェーデントーチ

スウェーデントーチは丸太に切れ込みを入れ、そこに火種をいれ火を付ける伝統的な焚き火のことです。切れ込みが小さく熱が閉じ込められ、そこに空気がちょっとづつ入ることで一度着火すれば基本的には消えることなく燃え続けます。丸太のてっぺんの平らな部分にやかんや鍋をおいて温めたり、保温しておくこともできてとても便利です。

発祥はフィンランドで昔から使われていてそれがスウェーデンに伝わり、ヨーロッパ中が戦火となった三十年戦争(1618〜1648年)の最中にスウェーデンの兵士が使っていたことからそう呼ばれるようになったそうです。

最初はゆっくりと燃え、切れ込みが開いていくと炎が上がる様はインパクトがあり、特に夜はその色合いが際立ちます。