U-BASE Diary

U-VOICE Vol.05 芦ノ湖キャンプ村 レイクサイドヴィラ

箱根は東京からの程よい距離、そして旧相模国の時代から湧出してきた温泉郡によって、古くから別荘地や湯治湯として栄えてきた。今回のU-VOICEのゲストはその箱根の芦ノ湖にある『芦ノ湖キャンプ村 レイクサイドヴィラ』にてアウトドア事業部の責任者を務める加藤圭さんと、フロント責任者の籏野裕さんである。
 
レイクサイドヴィラは箱根芦ノ湖畔に約二万坪の敷地を有する自然公園施設だ。場内は四季折々の色彩を放つ樹木に囲まれたテントとオートの2種類のキャンプサイト、BBQガーデン、そしてフルオーダーメイドで設計されたケビン棟(コテージ)、そのほかにもセントラルロッジや多目的ホールなど、充実した設備が整っている。こうしてこの場所は、初心者のソロキャンパーはもちろん、家族から団体様まで様々な状況に対応してくれる。その確固とした美意識に基づいて構成されている場内と、芦ノ湖畔に悠々と広がる自然が織りなす調和には、爽やかな美しさがある。施設内のいたるところから清潔感を感じることができ、ドラマの撮影にも貸し出されているというのも納得だ。
 
10月末のインタビュー当日は、雲ひとつない秋晴れ。柔らかく降り注ぐ木漏れ日と湖面に反射する眩い太陽の光が、湖に向いて設計された大きな窓ガラスから絶え間なく入り込んでくる。そんな気持ちの良い日に、『芦ノ湖キャンプ村 レイクサイドヴィラ』についてお二人にお話を伺った。

U-BASE編集部(以下、UB):『芦ノ湖キャンプ村 レイクサイドヴィラ』がオープンしたのはいつですか?
加藤圭(以下、K):この場所はもともと神奈川県の施設として1995年からオープンしていました。3年前に民間に売却されることになり、それ以降弊社が運営しています。

UB:ここは他のキャンプ場では見ないような造りや、重厚な雰囲気を持った建物が多いですね?
K:ここは国立公園内なので、基本的に増改築は禁止されています。ですから新しく建物を建てることができないので、今ある建物は全て県の施設だったときに建てられたものです。横浜の設計事務所のデザインが採用されたようで、コテージなども含め全部フルオーダーメイドで作られています。図面を見るとわかるのですが、ここの地盤は建物を建てる前に一回掘り起こし石を敷き詰めて整地しているので、土砂崩れなどもなく災害には非常に強いです。ただフルオーダーメイドなので、ガラスなどが割れたりすると既存の規格ではないために修繕するのが大変です。施設を新しく建てることも出来ませんから、維持するための綿密なチェックは欠かせません。
 
UB:そのおかげか、場内全体に清潔感があって安全性が保たれている印象を受けます。
K:そうですね。アウトドアブームもあってか、最近では女性のソロキャンパーのお客様もだいぶ増えました。施設内を夜勤のスタッフが巡回していますし、女性のお客様でも安心して過ごしやすいようです。

UB:レイクサイドヴィラの魅力を教えてください。
籏野裕(以下、H):景色などは勿論ですが、密かな魅力としては立地でしょうか。ソロキャンパーのお客様にお聞きすると「バスなどの公共交通機関を使って来ることができるのが便利」とみなさん仰います。アウトドアは好きだけど車をお持ちでない都内の方は多いと思います。多くのキャンプ場はバス停や駅から離れた場所にあることがほとんどですが、ここはバスの停留所がすぐ近くにあり小田原や箱根湯本から路線バスで来られますし、新宿と横浜から高速バスがここからすぐの場所にある桃源台まで出ています。このようにここは箱根の中でも標高の高い場所に位置しているのですが、実は公共交通機関をご利用いただければ車をお持ちでない方でも簡単にお越しいただけるのです。
 
UB:アウトドアヘ来る団体さまへのサービスも充実していますね。
K:そうですね。ファイアリングなどのサービスや多目的ホールなどの団体さま向けの施設もあり、他のキャンプ場に比べて団体利用がしやすい点は、ここのキャンプ場の他とは違う魅力の一つかなと思います。コロナ以前は小・中学校の林間学校や企業の研修など、200名様での利用とかもよくありました。コロナ禍では実現させることが難しかったのですが、多くの学校や企業からのお問い合わせはいただきました。

UB:通年してオープンしていますが、冬キャンプの人気はどうですか?
H:週末はかなり混みますね、年内の土曜日はもう予約でいっぱいです。
K:それと箱根なので、年末年始は特に人気がありますね。正月には箱根駅伝があるので、毎年ここに泊まって海賊船に乗り、ゴールのある対岸に見に行くお客様もいらっしゃいます。ただその時期は駅伝による交通規制や箱根神社へ初詣される方々で混雑が生まれて地域全体が動きづらくなるので、二泊や三泊といったお客様が多いですね。

UB:芦ノ湖も近いので、この周辺にはアクティビティも多そうですね。
K:そうですね。湖でのアクティビティとして提供している芦ノ湖倶楽部さんのカヤックツアーは、ここの岸辺から九頭龍神社という所まで行って帰ってくるというだいたい1時間半ぐらいのプランで人気があります。それとブラックバスやワカサギ釣りも芦ノ湖では人気のアクティビティですね。ほかにもこの辺りは林道や遊歩道があるので、地元出身のアウトドアガイドであるハコネマウンテンリッパーの鈴木さんがマウンテンバイクでお客様を連れて周辺を説明しながらトレイルするアクティビティもあります。こちらは特に海外からのお客様に人気で、コロナ禍以前は常に鈴木さんが外国人のお客様を連れて周っていましたね。あとこの周辺には展望台がいくつかあり、ハイキングやトレッキングなども人気ですね。

UB:”バンライフ”に関してはいかがですか?
K:キャンピングカーやハイエースのお客様は増えましたね。マーケットが拡大しているのは、キャンプ場で働いている側からしても感じます。
 
UB:ご自身は”バンライフ”に興味がありますか?
K:そうですね、U-BASE SEISHOさんに行って拝見したこともあります。お客さんも多く、真剣に見ていたので、皆さん本当に興味があるんだなと思いましたね。

UB:それでは最後にお客様、読者に一言ありますか?
H:アウトドアが流行っていること、そしてソロキャンパーや女性のキャンパーが増えているのは嬉しいことです。しかしその一方で「興味があるけど道具を揃えたり何が必要かわからない」というように、手を出しづらく感じている方もいらっしゃると思います。
K:そんな「キャンプをしたいけど初めの一歩がなかなか踏み出せない」という方向けのプランを新しく企画しました。テントの設営や火の起こし方、キャンプ場でのマナーやおすすめの過ごし方まで私が教えます。道具や必要なもの一式がプランに含まれているので、お客様には手ぶらでアウトドアを体験していただけます。また冬は特に空気が綺麗ですし、うちの対岸には人工物が無いので朝日の登る時や陽が落ちる時の湖の光景は絶景です。大自然の感動を体験していただきたいですね。

お問い合わせ先
芦ノ湖キャンプ村 レイクサイドヴィラ
HP:https://campmura.com/

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