富士山の麓。ハイスペックなキャンピングカーが全国から集結するアウトドアイベントが開催されました。

4月3日（土）と4月4日（日）に富士山の麓になる朝霧フードパーク（静岡県）で開催された
OVERLAND EXPERIENCE GRID POINT & MEETUP CAMP Vol.2 に取材参加させていただきました。

2020年11月7日と8日が第一回目の開催で今回が2回目です。

こだわりにこだわったキャンピングカー仕様に仕立てられた4WD・VANが全国から集結する類を見ないアウトドアキャンプイベント。

本イベントは一般エントリーや来場は出来ない、完全招待制。

集結した車両は、LAND CRUISER、FJ CRUISER、ハイラックスなどのTOYOTAの4WDを始め、アメ車や英国車、他諸外国のキャンパー仕様でした。

「こんな車、普段どこにあるんだろう？」と、非日常な世界観の車が美しくそびえ立つ富士山の麓に勢ぞろい。圧巻の景色が広がっていました。

今回の取材では「TOYOTA車」を中心に撮影をさせていただきましたが「え、これが元々は同じ車ですか？」と問いたくなるようなカスタムされた車たちにただただビックリで言葉を失います。

ランドクルーザー プラド

装甲車のような出で立ち。オールブラックで統一されたクールな一台だった。集結する車はつや消しカラーが多い中で光沢のあるチョイスも個性的。

ランドクルーザー70

サファリカラーの4WDは冒険心をくすぐります。旅に出かけたくなる一台。車に直接装着されたテントがあれば荷物も簡易でキャンピングが楽しめる。

HILUX SURF 4RUNNER

購入時は100万円くらいだったらしい。現在な人気高騰のトヨタ HILUX SURF 4RUNNER。オーナー自らが特注で作ってもらったキャリアーやフレームでカスタム。

トヨタ ランドクルーザー70 30周年記念車（前）

トヨタ ランドクルーザー70 30周年記念車（後）

オーナーは現役のライフセーバー。トライアスロンにも度々出場しているアスリート。Discovery CHANNELやトライアスロンなどランナーに人気のGARMINのステッカーはオーナーのスタイルを印象付けます。

ランドクルーザー73

21年間乗り続けられているランドクルーザー73。メタリックなボディーとどんな悪路でも走行してしまいそうなタイヤがめちゃくちゃ格好良かった。
オーナーは北海道・札幌市で４×４を中心に取り扱う会社 モーターレーベルを営む。

https://www.instagram.com/motorlabel/

FJクルーザー

北海道で購入したFJクルーザーは友人の勧め（左のFJオーナーさん）で実車確認せずにスマホでチェックして即買いしたと笑ってらっしゃいました。

FJクルーザー

グリッドポイントVOL.1でも見かけて強烈な印象だったこのFJクルーザー。ルーフテントと車体の見せ方が非常に美しいシルエットを形成していました。そびえ立つ塔のよう。

この下の写真のランクルは、「昭和56年のランクル40」と「平成7年のランクル80」を一つにMIXしたもの。オーナー様曰く「いわゆるニコイチだよ。ランクル40は元々パワステついてないけど、これは装備させてるから運転もしやすい。運転中はラジオの音とか全く聴こえないけどな。笑」」と。

ランクル40+ランクル80のMIX

あまりの格好よさに、私も「試乗させてください」とついついご無理を申し上げるも「おお。いいよー。」と気さくにOKをいただきました。

すっごく嬉しくて、思わず親指立てちゃいました！

ボディがランクル40で、カラーは現行FJクルーザーのブルーを採用。「今の色にすると、塗り替えも便利だもんなぁ」とのこと。

ランクル80のエンジンが積み替えられている

かっこいい。。。ランクル欲しい。頭の中はランクルでいっぱいになりました。

ハイラックス

皆さんご存知のハイラックスも完全なキャンプ仕様。ハードな見た目のルーフテントと車の背後のトレーラーで会場でもひときわ目立っておりました。

Grid Pointは前述の通り1泊2日のアウトドア・キャンプイベント。車にこだわりをもつだけでなくアウトドアにもこだわりをもつオーナーたちのギアは普段は見ないようなものがたくさん見られるんです。ギアのチョイスはもちろん、自分たちのキャンプエリア（スペース）の作り方もとっても参考になりました。

ランタンの設置の仕方、低めの椅子、飾り方がいちいちかっこいい

個性的なキャンプスペースづくり。すごく参考になりました

カスタムされた車、こだわりのキャンプギア、そして魅せるキャンプスペースの作り方。圧倒的な個性しか感じないイベントでした。

ワーゲンのヴァナゴン

ティファニーカラーのヴァナゴン。オーナーは某アパレル会社に勤務されている方でした。身の回りのもの全てにこだわりをもつ笑顔が素敵な方です。

シェビーバン

『発売当時の原型をほとんど残しているよ。』と、オーナーさん曰く。

上写真シェビーバンの内装

車の中に敷かれてるカーペットもソファーも全て当時のまま。*後部座席の両脇に設置された木のソファーは後付け。

HONDA Z

おそらく本イベントで唯一の軽自動車は発売された当時（1998年〜2002年）はコンセプトが早すぎたSUVと言われたHONDA Z。中古で購入してからここまでの改造で20万円もしないよと。オーナーはガレージブランド「38explore」の宮崎秀仁さん。

「決して高いお金を払わずともワクワクすることができるんだよ」とおっしゃっていたことがとても印象に残っています。


https://www.instagram.com/38explore/

ここでは紹介仕切れない車種はイベントの風景がオフィシャルインスタグラムでチェックできるので興味のある方はぜひ @grid_point で検索してみてください。

そして、掲載されているような車を見ながら「こんな改造してみたい。」「こんなカスタムはできますか？」と疑問や質問などを持たれた場合には、ぜひU-BASE湘南へお越しいただき疑問を解消してください！

スタッフが親身になってご相談に乗らせていただきます。

富士山の麓がGRID POINTの会場。この後、富士山はその全景をしっかりと見せてくれました